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和食の基本｜家庭で作れる簡単レシピ5選
1. 毎日の定番「味噌汁」
味噌汁は、日本人の食生活に欠かせない一品。地域や家庭によって具材のバリエーションが豊富ですが、作り方の基本はとてもシンプルです。
材料（2人分）
- だし汁：400ml（※市販のだしパックや顆粒だしでもOK）
- 味噌：大さじ1と1/2
- 豆腐：1/3丁
- わかめ（乾燥）：小さじ1
- ねぎ：適量（小口切り）
作り方
- だし汁を鍋に入れて中火にかける。
- 沸騰直前に、さいの目に切った豆腐と水で戻したわかめを加える。
- 火を止めて、味噌を溶かし入れる（おたまに味噌をのせ、箸で溶かすと便利）。
- 最後に刻んだねぎを加えて完成。
味噌の種類を変えるだけで、風味に変化が出るのでアレンジも簡単。具材を変えれば、毎日でも飽きません。
2. やさしい味わいの「肉じゃが」
「和食といえばこれ！」というくらい定番の家庭料理が肉じゃがです。肉と野菜の旨味がしみこんだ優しい甘辛味は、子どもから大人まで幅広く人気があります。
材料（2～3人分）
- じゃがいも：2個
- にんじん：1/2本
- 玉ねぎ：1個
- 牛こま切れ肉：150g
- だし汁：300ml
- しょうゆ：大さじ2
- 砂糖：大さじ1
- みりん：大さじ1
- 酒：大さじ1
作り方
- 野菜は一口大に切り、じゃがいもは水にさらしておく。
- 鍋に油を熱し、牛肉を軽く炒めたら野菜を加えてさらに炒める。
- だし汁と調味料を加え、中火で煮る。
- アクを取り、落とし蓋をして15分ほど煮る。
- じゃがいもが柔らかくなったら火を止めて完成。
時間があるときは、冷ましてから再度温めると味がしっかり染みてさらに美味しくなります。
3. ほっとする「卵焼き」
お弁当のおかずとしても人気の卵焼きは、シンプルだからこそ奥が深い和食の代表です。ほんのり甘めの味付けは、どこか懐かしく、家庭の味として多くの人に愛されています。
材料（2人分）
- 卵：3個
- 砂糖：大さじ1
- しょうゆ：小さじ1
- だし（または水）：大さじ2
- 油：適量（フライパン用）
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、砂糖・しょうゆ・だしを加えてよく混ぜる。
- 卵焼き用のフライパンに油を薄くひき、中火で熱する。
- 卵液を3～4回に分けて流し入れ、その都度巻いていく。
- 巻き終えたら形を整え、火を止める。
- 粗熱が取れたら、食べやすいサイズに切って盛りつける。
味つけは家庭によって甘め・しょっぱめとさまざま。砂糖を控えてだしを多めにすれば、出汁巻き卵風にもアレンジできます。
4. ごはんが進む「サバの味噌煮」
サバの味噌煮は、ご飯との相性抜群の人気和食メニューです。しっかりとした味つけと魚の旨味が染み込んだ一品で、栄養価も高く、EPAやDHAなどの良質な脂も豊富です。
材料（2人分）
- サバ（切り身）：2切れ
- しょうが：1かけ（薄切り）
- 水：100ml
- 味噌：大さじ2
- みりん：大さじ2
- 酒：大さじ2
- 砂糖：大さじ1
- しょうゆ：小さじ1
作り方
- サバは皮に十字の切れ込みを入れ、熱湯をかけて臭みを抜く（霜降り）。
- 鍋に水・調味料・しょうがを入れて煮立たせる。
- サバを皮を上にして加え、落とし蓋をして中火で10〜15分煮る。
- 煮汁が少なくなったら火を止めて、味を染み込ませる。
味噌は焦げやすいので、弱めの火でじっくり煮込むのがポイントです。好みによって、赤味噌や合わせ味噌を使い分けてみてください。
5. シンプルで美味しい「炊き込みご飯」
炊き込みご飯は、旬の食材や家庭にある材料を使って、栄養バランスのとれた主食が簡単に作れる和食の定番です。具材のうまみがご飯に染み込み、冷めても美味しく、お弁当にもおすすめです。
材料（2合分）
- 米：2合
- 鶏もも肉：100g（1cm角に切る）
- にんじん：1/3本（細切り）
- しめじ：1/2パック（石づきを取って小房に分ける）
- 油揚げ：1枚（細切り）
- しょうゆ：大さじ2
- みりん：大さじ1
- 酒：大さじ1
- 和風だし（顆粒）：小さじ1/2
作り方
- 米を研ぎ、30分ほど浸水させておく。
- 炊飯器に米と調味料（しょうゆ・みりん・酒・だし）を入れ、2合の目盛りまで水を加える。
- 具材（鶏肉・にんじん・しめじ・油揚げ）を上にのせて普通に炊飯する。
- 炊き上がったら全体をさっくり混ぜて完成。
ごぼうやたけのこ、ひじきなどを加えると、さらに風味豊かに仕上がります。旬の食材を使えば、季節感ある一品に。
和食を日常に取り入れるメリット
和食は、栄養バランス・カロリーコントロール・素材の良さを活かすことに優れた食文化です。洋食や中華に比べて油分が控えめで、味つけも優しく、毎日食べても飽きがきません。
特に下記のようなメリットがあります。
- 生活習慣病の予防：塩分や油の使用が控えめで、体に優しい
- 家計にも優しい：旬の野菜や魚、乾物を活用すればコスパも◎
- 季節を感じられる：四季の食材を取り入れることで自然と食育にもつながる
- 心が落ち着く：だしの香りや味噌の風味など、五感で癒やされる
和食を日常に取り入れることで、身体だけでなく心も豊かにしてくれます。
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